スタッフ教育

教育方法と成功ポイント
スタッフ獲得にあたって 採用において大切な事 人事・労務Q&A

「新人教育」「定期教育」「テーマ教育」「集合教育」「院内教育」「自己啓発」などの教育法別に、 その特徴と成功のポイントについてご相談を承ります。なかでも受療患者数の増加に直結するサービス面での教育ポイントを具体的に紹介していきます。 医院の経営理念、あるいは経営方針は、その医院の目標や理想とするイメージが理解できるものであり、 教育訓練にとっても最高の規範となります。したがって、一般企業で使用されている社訓のようなものを医院経営のなかにもぜひ取り入れるべきであると思っています。
つまり、スタッフ教育の前提としての医院の経営理念、使命、ビジョンを示しておく必要があると思うのです。 これが、結局はスタッフの行動基準となるからです。

さらに教育訓練を実施するにあたり、経営計画が必要になってきます。
つまり、経営計画のなかに 「人事計画」があり、さらに細かく「採用」、「昇格」、「人材育成」、そして「退職などについての検討」までがあります。 ここまで考えてスタッフ教育をしている医院は少ないと思いますが、今後は重要になってくるものと思われます。 そこで、スタッフ教育における基本的な考え方になるわけですが、最も大切なことは、
「やってみせて、いって聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」(山本五十六) の態度および考え方であろうと思います。また、教育はリーダーシップとも密接な関係があります。
つまり「スタッフは院長の姿から学ぶ」ことが多いからです。

【OJTとは・・・?】
通常スタッフ教育には、人を採用したときに行う「新人教育」や定期的に行う「定期教育」、およびなんらかの問題解決のために行う「テーマ教育」があります。 さらに方法としては、Off・JTといわれている「集合教育(職場を離れて一斉に行う講義式の教育)」、 OJTといわれている「院内教育(原則として職場の中で、しかも部下に対して上司や先輩が1対1の形で行う形式の教育)」、 そして「自己啓発(自らの目標を個々に設定し、自己に最も見合った方法で必要な教育を行う)」があります。

このなかでも特にOJTが大切であるといわれています。内容としては、

@実務に密着したものであること
A個人の能力レベルに合わせたものであること
B計画的、継続的に行えるものであること
C院長、スタッフのチーフ格が任務として行うべきものであること
   などの特徴があります。 あまり教育に熱心ではない院長やチーフも
   メリットが出てくることを自覚すべきです。さらに、
DOJTは、知識や技能の伝承の意味をもつ
E職場内のコミュニケーションの主要な手段となる
FOJTによって業務の改善向上につながる
G教える者にとっても自分の能力開発に結びつく

というような特徴を有しています。 OJTの教育において重要なのは、ただ単に見ていれば分かるとか、必要に応じて教育するというのではなく、計画的に行う必要がある事です。 そのためには、

@どのような能力か
Aどの程度の事ができればよいのか
Bいつまでに(期日)行うか
C院長の診療目標、経営目標をよく理解させ、そのために必要な能力
   であることを認識してもらう
D教育訓練されている経過や結果について正しく評価し、やる気を促す

などをチェックします。以上の事がOJTの成功のポイントになります。
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